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地表温度を決める要因

地表は、太陽光線が当たって温められ、宇宙空間へ熱エネルギーを放射して冷える。熱源である太陽の明るさは、太陽系が生まれた46億年前には現在の約70%であり、その後徐々に明るさを増してきている。なおスノーボールアースの時期には太陽は現在の90%程度の明るさがあった。即ち地球の歴史をさかのぼるほど、現在よりも太陽から受けるエネルギーが少なかったと考えられる。太陽の明るさ以外に大気温度に影響を与える要因として、下記項目がある。

温室効果: メタンや二酸化炭素などのガスは、大気から宇宙へ出てゆく熱エネルギー量を減らし、結果として気温を上げる働きをする。これらを温室効果ガスと呼び、現在進行中の地球温暖化問題の原因として注目されている。地球誕生時には大気中に二酸化炭素が大量に(0.1気圧ないし10気圧相当)存在したとされており、人類が出現して産業革命に至るまでの間、増減を繰り返しながらも減少する傾向が続いていたと考えられている(地球温暖化の原因#影響要因としくみも参照)。
氷床による光の反射: 白い氷床は太陽光の反射率(アルベド)が非常に高く、入射した太陽光のエネルギーがそのまま宇宙空間へ流出する。その結果、地表の一定以上の範囲が氷に覆われると寒冷化は急激に加速する。逆の場合も成立し、氷床が減ってゆくと相乗的に気温が上昇する。
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大気中の二酸化炭素比率は現在0.04%程度であるが、スノーボールアースの開始時にはその値は0.01%、終了時には約10%に達したと推定されている。二酸化炭素の増減要因には下記のものがある。

二酸化炭素の増加要因: 二酸化炭素は火山ガスにより常時大気中に供給されている。火山活動は活発な時期には二酸化炭素の供給量が増加する。
二酸化炭素の減少要因: 減少要因は生物的要因と地質的要因の2種類がある。
生物は光合成などにより大気中の二酸化炭素を固定する。これが死後分解せずに地中に埋没すれば大気中の二酸化炭素濃度は減少する(大量の大形植物が石炭化した石炭紀などが典型。ただし先カンブリア紀に生息していた光合成生物はシアノバクテリア(藍藻類)程度で、石炭を作る大形植物はまだ発生していない)。
地質的要因は海水中の金属イオン濃度が関係する。陸地が侵食されることによって岩石中にあったカルシウムやマグネシウムなどの元素がイオン化され、河川によって海水へ供給される。二酸化炭素はこれらの金属イオンと結合して方解石(CaCO3)や苦灰石(CaMg(CO3)2)などの炭酸塩鉱物(カーボネート)を生成する。海中に金属イオンが大量に存在すれば、大気中の二酸化炭素は急速に減少する。なお、この時代は石灰岩質の骨格や殻をもつ生物はまだ存在せず、石灰岩は無機的な化学的反応によって造られていた。

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2009年06月01日 09:56に投稿されたエントリーのページです。

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